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スイッチング電源解析近年、スイッチング技術が、電源をはじめ、モーター駆動回路、照明機器などパワーエレクトロニクスの基幹技術として定着しています。高効率化、低雑音化、高力率化、電源品質などの要求が厳しくなっている現在、高精度で多角的な測定が要求されていますが、従来の方法では複数の機器が必要であったり、安全かつ高精度での測定が難しいといった問題がありました。レクロイでは「高精度の測定をトータルで」行えるよう、パワー・エレクトロニクス解析専用ソフトウエア(PMA2)、電流プローブ、高精度差動アンプ、プローブなどを取り揃えております。 電力測定精度を上げるために、電圧・電流プローブの時間差を補正するための信号源、DCS015を新たに開発。この信号源を使うことで、電圧・電流プローブの時間差による電力測定誤差を最小限にすることを可能にしました。
PMA2
スイッチング電源解析ソフトウエア
スイッチング電源解析ソフトウエア (PMA2)を使えば、スイッチング・コン バータ素子と回路の動的特性を測定、分析することが可能になります。PMA2はレクロイのデジタル・オシロスコープに対応し、高度で詳細なスイッチ ング素子の測定、コントロール・ループの変調解析、ライン高調波解析などが出来ます。 PMA2では、電圧と電流のセットアップが迅速かつ簡単に行えます。多くの場合スキューを手動で補正する必要はなく、最高の測定精度を提供しています。一度セットしたら、ボタンを一押しするだけで重要な分析や測定へのアクセスできます。様々な電力損失、飽和電圧、ハイ側デバ イスのゲート・ドライブ信号、ダイナミ ック・オン抵抗、(SOA)などの解析を簡単に測定することができます。 また変調解析により、ソフトスタート特性や、ラインや負荷変動に対する応答特性などを直感的に捉えることができます。また、ラインパワー解析機能により、EN61000-3-2コンプライアンステス トの予備検査を、簡単な操作で短時間に行なうことが出来ます。 また、レクロイの豊富なプローブ群と組み合わせることで、より簡単に高精度の計測が可能になります。特に、差動アンプDA1855Aの高速オーバードライブ・リカバリ特性を利用することで、スイッ チング素子のOn時飽和電圧を高精度で測定できるので、パワーMOSやIGBTなどの導通損失を正確に計測できます。
パワーデバイス解析
電源デバイス解析では特別なテストフィクスチャや回路に 手を加えずに、動作状態でのパワーデバイス性能を解析す ることができます。高速なサンプリング速度で数100ミリ 秒間捕捉し、通常では起こらない安全動作領域(SOA)の逸脱を見つけるなど、総合的なソリューションを提供します。
パワー・ロスの計測
動的ON抵抗の計測
変調解析
変調解析機能は変調パラメータ計測値を時系列で表示します。パルス幅変調により加えられた時系列の変化など、全体的な制御ループの時間領域の応答を直感的に表示します。変調解析はデューティサイクルや周期、周波数、パルス幅に対して実行することができます。
ライン高調波解析
ラインパワー解析は、トランスに入ってくるライン電圧や、RMS電力 (WとVA)、力率を簡単に測定します。ライン電流の高調波ノイズ測定では、EN 61000-3-2 Class A、 B、C、Dの機器の標準テンプレートと比較します。結果は、マスク表示された周波数領域と同時に表示したり、表形式で表示されます。
PMA2は、WaveRunnerシリーズ/WaveProシリー ズ/WaveMasterシリーズなどのオシロスコープで動作します。プローブやアクセサリを含め、もっとも完全なパワー計測ソリューションを提供します。完璧な計測システ ムのため、次のような高品位なアクセサリから選択するこ とができます。または現在あるプローブやアンプ、電流シャント、電流検出抵抗などをオシロスコープに接続して PMA2の中に含めて計測させることができます。
DA1855A高精度差動アンプ
電流プローブ
DXC差動プローブ
DXC100AはDA1855Aに接続する高性能パッシブ・差動プロー ブです。 DXC100AはGNDを基準に±500V(差動1000V)までの電圧を測定でき、DA1855Aとの組み合わせで100,000:1 (代表値) CMRRを提供します。その他の高電圧、または低電圧用のDXCプローブも提供しています。 |





DA1855Aはオシロスコープから完全にコントロールすることが
でき、信号調整用プリアンプとして動作するスタンドアローン
100MHz差動アンプです。100,000:1 のCMRR(同相分除去費)と優れたオーバー・ドラ
イブ・リカバリー特性(400Vから100mVへオーバードライブ
した状態で100ns以下)を提供します。システム・スケール200
μV/div〜100 V/divの範囲で設定することができます。DXC
差動プローブと共に使用することができ、DA1855Aは通常この
ような計測に関係する信号劣化なしに事実上電力変換回路のどん
な信号でも計測することができます。同相電圧レンジ(CMVR)は
プローブの定格電圧による制限だけです。
レクロイでは2〜50MHz、15〜500Aまでの電流プローブがあります。最も一般的なAP015は直流、交流、インパルス電流の計測を可能にするホール効果とトランス技術を組み合わせて作られた30Arms, 50MHzのプローブです。またスプリット・コアの採用した頑丈な設計により、回路にそのままクランプして使用する
ことができます。