シリアル・データ転送

完全な測定ツールセットによる卓越したパフォーマンス

近年、デジタル・データ信号の転送形式は急速にシリアル形式にシフトしています。パラレル・データと比較した場合、シリアル・データには、拡張性、高速性、簡潔性など、いつくものメリットがあります。一方、昨今のシリアル・データ規格では特殊な測定方法や適合性試験が求められるため、シリアル・データの測定は複雑さを増しています。

レクロイのSDAシリーズのシリアル・データ・アナライザは、高精度と高スループットでシリアル・データ信号の試験や測定が行える専用の解析システムです。SDAシリーズのシリアル・データ・アナライザでは、アイ・パターン、ジッタ、ビット・エラーの測定がサポートされるほか、広範なシリアル・データ規格に基づいて様々な信号パラメータ(立ち上がり時間やオーバーシュートなど)を解析することができます。

 

 
シリアル・データ解析に対するソリューション

アイパターン測定
ソフトウエア Golden PLL によるクロック再生
シリアルデータ解析では、通常クロック信号によりトリガをかけアイパターン表示をしますが、クロック信号がえられない場合、データ信号からクロックを再生(CDR:クロック・データ・リカバリ)してデータのアイパターンを表示する機能が必要となります。
SDAシリーズはソフトウエアによるGolden PLL機能を用いてCDRを行いアイパターンを表示させるため、ユーザの指定したPLLの周波数応答を設定して、所望とするデータのアイパターンを正確に示さえることができます。(拡大画像)
 
ロングメモリによるトリガジッタゼロのアイパターン
従来のサンプリングオシロスコープによる連続捕捉のアイパターンとは異なり、上記のソフトウエアCDRとロングメモリと単発トリガにを活用すると、測定器内部のジッタをゼロに押えた非常に鮮明なアイパターンを表示することができます。 この表示により、サンプリングオシロスコープでは確認できなかったパターン依存性のジッタ等もアイパターン上で確認することができます。
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ジッタ解析
シリアルデータのジッタを測定には通常TIE(Time Interval Error)によるジッタ計測が行われます。TIEは、データ・ビットの理想エッジの位置と実際のデータ信号のエンジに位置の偏差で定義されます。
また、この偏差はその特性により、ランダム性のジッタ“Rj”とパターン依存性の“Dj”に分類され、Djはさらにそのジッタの要因となっているものにより、Pj(Periodic Jitter) / DCD (Duty Cycle Distortion) / DDj(Data Dependant jitter)等に分類されます。 TIEはヒストグラム表示によりその統計的な特性が確認され、さらにこれらの各ジッタ成分にパラメータ表示されます。(右画像拡大下画像拡大
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マスクテスト
シリアルデータの信号品位を確認するため、をそれぞれの規格で定められたマスクテンプレートによるマスクテストを行います。
SDAシリーズのロングメモリ捕捉を活用したマスクテストでは、マスクに接触したビットパターンを個別に摘出して表示させることが可能です。(画像拡大)
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ISI解析
捕捉したシリアルデータ信号の同じビットパターン(右図は6ビットによる例)毎にアベレージングをしてランダムジッタを除去し、再びアイパターン表示したものがISIアイパターン表示です。 SDAシリーズのISI表示では、ユーザが選択したビット数で、個別のバターンを表示させることができるため、各ビットパターンから派生するISIのDj成分を確認することが可能です。(左画像拡大右画像拡大
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バスタブ・カーブによるBER予測
TIEヒストグラムからDj/Rj成分を分離することにより、BER(Bit Error Rate)を推測するためのバスタブ・カーブを描くとこができます。
バスタブ・カーブは、横軸がデータのタイミングで両端が1UIに相当し、縦軸はエラーレートです。 このカーブからあるエラーレート(縦軸任意のポイント)を想定すると、そのエラーレートにおけるアイの開口率を知ることができます。 また逆にあるアイの開口率またはタイミングマージンがわかれば、対応するエラーレートを推定することもできます。(画像拡大)
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